リスクマネジメント

リスクマネジメント

企業を取り巻くリスクには多種多様なものがあります。
危機管理とは、不測の事態が発生したときのリスクを最小限に抑え、早期回復を目的にした事前対策と緊急時・復旧時に実施する緊急事態への対応を行うことだと当社では考えます。

1. 製品に係わる危機
製品クレームやPL訴訟など製品に係わる危機的な事故・事件が発生すると、回収費用、訴訟対応、信頼性の低下からくる企業イメージの低下、株価下落、株主からの非難など様々な影響が生じます。これらの製品に係わる危機を防ぐためにはより良い製品を作ることだと当社では考えます。
当社では、生産した製品はすべてガスクロマトグラフ装置等によって徹底した品質検査を行った後、出荷されています。また、保存サンプリングを一定期間保存することにより、随時品質チェックができるよう管理されています。
また、1995年にPL法が制定されましたが、当社ではいち早く製品にPL表示を行うなどの対応を進めてきました。
2. 情報通信システムに係わる危機

今日情報通信システムの重要性が急速に拡大しており、企業活動における重要性・依存度も急速に高まっています。天災によるコンピューターシステムの物理的な損壊、インターネット経由での不正アクセスやウィルスの進入、社内情報の漏洩等、システムにおけるリスクは広範にわたります。
製造会社である当社では、生産できない事態となるのが一番の脅威であり、これらのリスクを防ぐために以下のような対応をとっております。

  1. 1.越谷工場と兵庫工場において製品配合情報等の各種マスターを共有することにより、どちらの工場においても同じ製品が生産できる体制をとっています。
    実際に、1995年1月7日におきた阪神・淡路大震災において、兵庫工場周辺の道路が寸断され原料の受入や製品の出荷といった輸送体制が整わず、越谷工場で生産出荷する対応をとりお客様への安定した供給を行いました。
  2. 2.全社的にファイヤーウォール(組織内のコンピュータネットワークへ外部から侵入されるのを防ぐシステム)やウィルス駆除ソフトを導入し、システムダウンを防いでおります。
  3. 3.社員教育を行い、社内情報の漏洩防止に努めております。
3. 災害・自然災害に係わる危機
地震や台風といった自然災害や火災・爆発等の事故がひとたび起きた場合、甚大な被害を被る可能性が高く、その影響は計り知れません。物的損害・人的損害、企業の社会的責任など企業が存続していくことも危ぶまれるような危機となりえます。
危険物を取り扱う当社ではこの点に最も注意を払い、防火管理組織や自衛消防組織といった体制を整え、両工場共に年2回の防災訓練を行っております。防災訓練では、火災・地震・漏洩といったいろいろな状況を想定した訓練を行い、また、地元消防署との合同訓練も行うことがあります。
さらには、社員教育の一環として、国家資格である危険物取扱者の乙種第4類資格取得を進めており社員の危険物に関する知識を高めております。
これらの努力により、今日まで大きな事故を起こさず安定した経営を続けております。
4. 環境汚染に係わる危機
大気汚染、土壌・地下水汚染などの環境汚染問題は世界的規模での問題となっております。当社では組織の活動、製品・サービスによる、又は間接的に与える著しい環境影響や環境リスクを低減し、発生を予防するための行動を継続的に改善できるか否かをチェックするためのISO規格であるISO14001の認証を平成13年7月に受けており、環境方針に基づき地球環境の保全に積極的に取り組んでおります。